注文住宅の「間取り」づくりポイント8つ!失敗しないためのコツ3つもご紹介!

<記事の情報は、2021年7月1日時点のものです>

「広いリビングとかっこいい吹き抜けの組み合わせ」

「アイランドキッチンを囲んでの食卓」

「年中快適な温度で暮らしたい」

注文住宅を建てると選択した方の多くは、このように間取りにこだわりたいと考えているのではないでしょうか。

注文住宅にとって間取りは要(かなめ)です。

ですから間取りの良し悪しで注文住宅を建てた後の生活が全く違ってくるでしょう。

しかし、注文住宅で間取りづくりは重要とわかっていても、注文住宅を建てた方の4割程が間取りで後悔しているのですね。

「家は3度建てなければ理想の家は建たない」と言われる所以でしょう。

しかし、できれば1回で理想の家を建てたいですよね。

そこで、家を建てた先輩方の成功例、失敗例を参考に間取りを作って見てはどうでしょうか。

実は、注文住宅の間取りづくりで失敗する大きな理由が「知識不足」と「経験不足」なんですね。

ですから、先輩方のありがたい体験談を使わせてもらって、自分たちの経験不足を補おうというわけです。

その上で家についての知識を身に着ければ、後悔しない注文住宅を建てられると思いませんか?

この記事では、注文住宅を建てた先輩方の「失敗」や「成功」の体験談を基に、注文住宅の間取りづくりで考えるべきポイントを紹介していきます。

また、間取りを成功させるコツも最後に紹介しているので、間取りで成功したい方は必見です。

ここで1つ、本題に入る前に質問です。

「あなたは今、注文住宅の依頼にあたって何社のハウスメーカーを調べていますか?」

もしかして、はじめから1社のみに絞ってしまってはいませんか?

実は、注文住宅を建てる上で最も重要なのは「住宅メーカー選び」です。

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それではいよいよ本文に入っていきましょう。

もくじ

注文住宅の失敗から見えた間取りの押さえるべきポイント8か所

「間取りにこだわりたい!」

注文住宅を建てるなら当然の欲求でしょう。

しかし、こだわるのにしても何にこだわるのでしょうか?

注文住宅は自分の予算内で法令違反や家としての機能を損ねる内容でなければ自由に間取りを決められます。

ですが、自由と住みやすさは別なんですね。

また、注文住宅を初めて建てる方にとっては、何を基準に間取りを決めればいいか迷うことでしょう。

そこで「先輩方が失敗した部分」=「気にしなければいけない部分」として間取りづくりの際の基準にして見てはどうでしょうか。

ここでは間取りづくりで失敗した部分を8か所ピックアップしました。

ポイント1、家事動線
ポイント2、水回り
ポイント3、部屋割り
ポイント4、収納
ポイント5、玄関
ポイント6、コンセント位置
ポイント7、デザイン
ポイント8,建物の性能

この8ヶ所について詳しく解説していきましょう。

ポイント1、家事動線

家事動線とは家事をする際に移動する経路の事です。

動線とは間取りづくりの中心となる考え方で家の使いやすさや快適性に直結する部分なんですね。

  • 生活同線:リビングやトイレ、洗面所へアクセスする経路
  • 通勤通学動線:会社や学校に出かけるまで、そして帰ってきてから落ち着くまでの経路
  • 衛生動線:洗面所やお風呂トイレの配置と経路
  • 来客動線:来客の際に見える部分の配置など
  • 環境動線:エアコンの風の向きや聞き具合、また自然光や通風の良い間取りなど

このように家事動線以外にも、考えたほうがいい動線は多くあるのですが、家事動線を中心に間取りを考えると他の動線も収まりやすい傾向があります。

炊事、洗濯などは毎日しなくてはいけない事ですから、家事動線の効率が良ければ他の動線の効率も高くなりやすいというわけです。

以下で失敗しないコツを紹介していきます。

直線的もしくは回遊できる事

一つの家事をする際に、あっちに行ったりこっちに行ったりでは時間がかかるし面倒くさいですよね。

家事動線は直線的に移動すれば一つの家事が完了する。
もしくは一回りすれば、いちいち戻る必要なく家事が終わる動線が理想です。

今住んでいるアパートなどで無駄な動きをしている部分などを書き出してみたり、モデルハウスで実際に移動してみたりしてイメージをつかむといいですよ。

シンプルで移動距離が短くて済む動線

洗濯物を1階から2階に持っていくのにしても移動距離が短いほうがいいですよね。

例えば洗濯機のある部屋のすぐわきに階段があり、階段を登ればすぐベランダに出られる間取りでしたら楽でしょう。

また、家事動線は他の動線を考える前に優先的に考えて、そのあとに他の動線を考えるとシンプルに間取りを考えられますよ。

他の動線と重ならない

例えば朝のバタバタしているときに、朝食を作る動線と朝の出勤準備の動線がクロスしている間取りでしたらお互いに動きにくいですよね。

また来客中に洗濯ものを持ってお客さんの前を通る姿もかっこ悪いでしょう。

どうしても動線が重なってしまうようでしたら、お互いにぶつからない通路の幅を確保するとストレスが少なくなるでしょう。

家事動線で考えてほしい部分

家事動線で以外に忘れてしまうことが、ゴミ置き場の位置とそこまでの移動経路。

特に生ごみなどは収集日まで外のストッカーなどに入れておくと思うのですが、外に出るために玄関を経由してしまっては大変ですよね。

また乾いた洗濯ものを「どこでたたんで」「どこにしまう」のかを家事動線に入れ忘れてしまう場合もありますね。

家事は家の中では一番の仕事。

家事を中心でしている方の意見をふんだんに取り入れた間取りづくりは、後悔しない注文住宅を建てる第一歩かもしれませんね。

ポイント2、水回り

お風呂場、洗面所、トイレそして台所などの水回りは家には必ず必要な設備です。

当たり前にある、そして常に使う物だからこそ考えなくては後悔の原因になってしまうのですね。

水回りの基本は一か所にまとめる方向で考える事。

ある程度まとめる事で設備の点検や建築時のコスト削減に繋がります。

そして、この基本を押さえつつ次のことを考慮して配置するといいでしょう。

人気のアイランドキッチンはデメリットを考慮する必要がある。

  • キッチンがリビングから見えてしまって片付けるのが大変
  • 油がテーブルまではねてしまう
  • 食材や調理器具の置き場所を考えなかった
  • 換気扇の音や食器の洗う音でテレビの音が聞こえない

開放的で人気のアイランドキッチンですが、このような後悔があるのです。

  • キッチンの片面はパントリーや壁にする。
  • キッチン台とリビングの境界に小さな敷居を立てる。

リビング・ダイニングの配置によって変わりますが、このような対策を踏まえた間取りを考えるとアイランドキッチンの良さを十分に引き出せるのではないでしょうか。

トイレの位置

トイレの位置で失敗した原因は以下のようなものがあります。

  • トイレのドアを開けると玄関やリビングから丸見え

使い勝手やシンプルさを優先するあまり配置に失敗した場合ですね。

特に来客にトイレの出入りは見られたくないもの。

ドアの開く方向に配慮は必要でしょう。

  • 寝室からトイレが遠い

夜トイレに起きてしまうとトイレが遠い事は意外と大変ですね。

特に2階が寝室で1階のトイレが遠いと、年配になればなるほど危険性も。

家の大きさの都合もありますが、2階にトイレをもう一つや寝室を1階に作るなど将来のライフスタイルまで考えるといいでしょう。

  • トイレの音が響く

「寝室脇のトイレの流水音が気になる」

「リビングの隣にトイレを作って失敗した」

などの声があります。

トイレの排水音は気になりますよね。

配置的に気を配るだけではなく、排水管や壁の防音対策をすると気になるレベルの音を低減できるので、プランニングの際取り入れてみてはどうでしょうか?

洗面所と脱衣所

洗面所と脱衣所を一緒にしてしまいお風呂を使っているときに他の人が洗面台をしにくいなどの後悔があります。

スペース的にまとめた方が効率はいいのですが、例えば水道が台所と洗面所しかなかった場合は不便ですよね。

工夫としては水回りのスペースの一部として洗面台スペースを別に設ける。

小さな手洗い場を設けるなどが考えられます。

また脱衣所のとなりに洗濯機とパントリー+洗面台などの組み合わせも水回りが集中でき、洗濯も楽でいいかもしれませね。

ポイント3、部屋割り

「リビングにソファーを入れたら歩くスペースがなくなった」

「寝室にベットを置いたらクローゼットが開かない」

部屋の配置での失敗は、実際の部屋の大きさがイメージできなかった場合が多いようです。

しっかり提案してくれる建築会社でしたら避けられる場合もありますが、基本的には実際に置く家具の寸法を図り図面に書き込む事が大切でしょう。

また、今住んでいるアパートの部屋の大きさを基準にメジャーなどで大きさを体感するなど、実際に目で見てイメージを養うのもいいかもしれません。

部屋の大きさのイメージは、なれないと想像では難しいところです。

できるだけ実際に図る、カタログの寸法をメジャーで出してみる等、実際の大きさを体感することが大切でしょう。

次に多いのが音の問題です。

先ほどの水回りで話したトイレの流水音もですが、寝室が道路側の為、車の音が気になるやリビングの話し声が部屋に響くなども部屋割りで後悔した部分ですね。

外からの音、車の騒音や隣の家のボイラーの音などは、事前に土地の状況をしっかり観察していれば、プランニングである程度防げます。

家の中の音については吹き抜けやリビング階段などが意外と原因になる場合があるので、壁や床の防音対策と合わせて行えば、気にならないレベルになるのではないでしょうか。

しかし音に関しては個人で気になるレベルが異なるので普段音を気にする方は強めの対策をすることをお勧めします。

部屋割りで気にする点としてもう一つ、部屋の数です。

多すぎても問題ありますが、少ないと困りますよね。

基本的には子供の人数分準備するか、比較的簡単に区切れる構造を考えたほうが無難です。

将来的に部屋を区切るのなら、各区切りに窓がありコンセントと収納がいきわたるように配置する必要があるでしょう。

実際に子供が大きくなり個室が必要となった時には子供に掛かる費用が多くなっていることが予想され、大きなリフォームは難しいと考えて、家を建てるときに将来に備えておくわけです。

また部屋割りの時、できれば夫婦でも個人で過ごせるスペースを小さくてもいいから設ける事をお勧めします。

いつも家族団らん仲が良くはもちろんですが、ちょっとしたときに一人になれるスペースは意外と癒しのスペースとして有効ですよ。

ポイント4、収納

コストダウンの為に収納を減らしたが使いにくくなってしまった。

リビングの子供のおもちゃが片付けられない。

押し入れに衣装ケースが入らない。

収納を作りすぎて部屋が狭くなった。

小屋裏収納庫からの出し入れが面倒。

収納は基本的に多いに越したことがありませんが、目的を持って作らないと無駄になってしまいます。

コストダウンの為ならば収納を1か所にまとめる

家族全員が使えるウオークインクローゼットや棚付きの納戸などにすれば部屋が広くなりコストダウンにも繋がる

目的を持った収納を作る

家族構成などを考えそこに収納を作る意味を考える。

例えばお客さんが来た時に子供のおもちゃをとりあえずしまいたい。

物の整理と使いやすさを重視→オープンタイプの棚など。

また、収納の奥行きが深ければ大きなものが入れられますが、奥のものは取りにくくなります。

何を入れたいのかを考え、棚の大きさを変える、棚を可動式にするなど融通性を持たせる事も大切。

家具の配置も考える

収納の前には基本ソファーやテレビは置けませんよね。

最初に収納を考えますが、家具の配置も次に考え総合的に検討するといいでしょう。

上下のモノの移動は意外と大変

床下収納庫や小屋裏収納庫はデッドスペースを利用するのでお得感が高いですが、常に使うものをしまうには面倒。

また、小屋裏収納庫は高さ制限(天井高160cm以下)が通常なので、あまり重いものは移動が大変ですし、大きすぎても奥まで持っていくのは中腰ではきついですね。

小屋裏収納庫や床下収納庫はあまり重くなく季節によって使わないものなどを収納しておく場所と割り切って作った方が無難でしょう。

ポイント5、玄関

玄関は家の顔ですからいつもきれいにしておきたいもの。

ですが、意外と玄関に置いて置きたい物は多いのですね。

子供の遊び道具、ゴルフ練習道具やバットなど

濡れた雨衣や傘。

家族の人数によっては靴箱も大きいサイズが必要になってきますね。

このような問題を解決する為に、人気のシューズクロークや玄関収納を作ることはおすすめの一つの方法です。

しかし、靴から出るにおいの対策を忘れて玄関ににおいがこもったり、目的を持たずに玄関収納を作ってしまったため、使い勝手が悪くなってしまうなどの失敗もあるので注意してくださいね。

ですが玄関に収納を設けるメリットは注文住宅では多いのは確実です。

可能ならばウオークインタイプの収納を考えると使い勝手が良いでしょう。

また、玄関は汚れた物を家の中に持ち込みたくない境目になります。

「子供には外で元気に遊んでほしい、けど汚いまま家の中に入ってきてほしくない」

そのような意味では玄関のすぐ外に手洗い場を設ける。

玄関から直通で洗面所にいけるなどライフスタイルによって取り入れると、玄関を含めた間取りでの失敗は少なくなるのではないでしょうか。

ポイント6、コンセント位置

意外と多いコンセントやスイッチ類の数や位置での後悔。

「コンセントが遠くて掃除機が使いにくい」

「台所にコンセントを付ければよかった」

「ドアでスイッチが隠れてしまう」

コンセントの数は家が完成した後は中々増やせないので、多少コストアップになっても多めに配置したほうが無難でしょう。

コンセントやスイッチの配置については次に点に注意すると後悔は少ないはずです。

コンセント位置

実際に家具を置いた事を想定して配置する。

掃除機を使った場合などを建築途中の家でシミュレーションする。

周囲を見てコンセントがないと思われるところに1か所作っておく。

コンセントの場合は「いらないだろう」ではなく「必要かもしれない」で配置すると数の問題はクリアするでしょう。

逆にテレビ台を置く方向の壁など、「見る壁」については数を必要最低限、もしくはテレビ台のサイズをあらかじめ決めておき、その後ろに隠れるようにするとデザイン的にすっきりするのではないでしょうか。

スイッチ位置

証明のスイッチは夜を想定して、廊下に出た時や部屋に入った時に届く範囲にすべての出入口を基準に考える。

また建築途中の家で実際に自然に手を伸ばして触れる位置をシミュレートする。

特に玄関は靴を履いたまま手が届かないなどの後悔もあるのでセンサーなのも検討しながら配置を考えましょう。

基本的に注文住宅は、建築途中の現場で数度の打ち合わせがあり、コンセントやスイッチの位置も打ち合わせをするでしょうから、その時に実際に体を使ってイメージすることが後悔を少なくするポイントですね。

また配線関係でWiFiの電波が届かないという失敗も多くなっています。

WiFiの電波は壁などでさえぎられる場合が多いので1階から2階へ届かない場合が多いのですね。

ですから基本的に階ごとにルーターを設置したほうがいいでしょう。

それからこれは技術的なことなんですが、LANケーブルは電気配線と違って、信号の伝達速度の良いケーブルに取り替える必要のある配線なんです。

ですから配線チューブなどを利用して配線してもらい、将来交換できるようにしたほうがいいと思いますよ。

ポイント7、デザイン

注文住宅はオンリーワンのデザインが魅力の一つです。

しかしデザインと使いやすさは必ずしも一致しない事を認識していないと思わぬ失敗につながるでしょう。

外観は部屋の形を決める

建物外観を意識しすぎた場合の後悔として、部屋の形に制約を受けてしまったという後悔があります。

一般的にソファーもテレビ台も家具は正方形もしくは長方形の部屋の形を基準に作られていますよね。
ですから例えば鋭角の角が多い外観の家だった場合どうでしょう。
家具を置いたらデットスペースが多すぎて部屋が狭くなったなどが考えられますね。

基本的には家をどのように使うかの間取りを決めた後に外観を決めていくほうが失敗は少ないですよ。

窓の位置や数

窓の位置や数は注文住宅の暮らしやすさとデザインの両方に関わってくるので悩むところです。

「かっこいい」と窓を付けた→光がテレビに反射してテレビが見ずらい。
納戸に窓を付ければよかった。
外見を気にしすぎて部屋の窓の位置がおかしい。
自然光を取り入れたくて大きな窓を付けたが道路から丸見え。→カーテンを開けられない

窓の配置・数での失敗は基準が偏ってしまっている場合がほとんどです。

窓の配置は以下の順番で問題ないのか検討するといいですよ。

  1. 求める快適性・機能性を考えて窓を配置してみる
  2. 注文住宅の土地に合わせて、光の入り具合、風の入り具合を検討する
  3. 土地の状況、例えば道路の位置、隣の家の部屋配置を考えプライベートが保てるか検討する
  4. 外観的におかしい(窓の大きさのバランスが気に入らない)などはないか、パースなどを書いてもらって見てみる。

このように機能とデザインを両方しっかり検討すれば窓の失敗は少なくなるでしょう。

吹き抜け、リビング階段での後悔

吹き抜けは家を開放的に見せ、明るさを室内にもたらします。

リビング階段もかっこいいだけではなく、家族の行動が見え、リビングを広く使えるメリットがあり近年人気のデザインですね。

ですが、この人気の吹き抜けとリビング階段もデメリットを理解して対策をしておかないと、大きな後悔になってしまうので注意しましょう。

以下で後悔の内容と考えられる対策を解説しますので参考にしてください。

  • リビングの音が部屋に響き落ち着けない

リビング階段や吹き抜けは1階の音が大きく2階の各部屋に影響を与えてしまいます。

お母さんが子供を呼ぶときは楽でしょうが、例えば夜遅くに疲れて帰ってきたお父さんが気を遣うのはかわいそうですよね。

対策として各部屋の壁に断熱材等で防音処理をすることが早道でしょう。

若干の費用UPにはなりますが、吹き抜けやリビング階段の解放感を得る料金と思えば安いと思いますよ。

  • 料理などのにおいが2階にこもる

リビング階段や吹き抜けは、音と一緒に料理のにおいが2階に残ってしまうデメリットがあります。

対策としては1階で操作できる換気扇を2階に設置する方法が安価で確実ですね。

ただし、換気扇は掃除を考えなくてはいけませんから、2階廊下の端などに設置したほうが安全に長く使うことができるでしょう。

  • 1階が寒い

注文住宅で吹き抜けやリビング階段を取り入れて一番多い後悔は1階が寒い事。

確かに空間が大きくなり熱が大きく移動しますから、リビングを温めようとしても時間がかかり、光熱費もかかる可能性があります。

しかし、断熱性や気密性が高い注文住宅ですとほとんど「1階が寒い」問題は起きません。

多少の温度差はあるでしょうが高気密・高断熱の注文住宅は家全体を魔法瓶の中と考える事ができるのですね。

ですから家の中で吹き抜けがあろうが、リビング階段があろうが温度環境を一定に保ち、そして一度温めたもしくは冷やした温度を保てるメリットがあります。

高気密・高断熱住宅は換気計画などの面倒な部分もありますが、それ以上にメリットが大きい部分ですから、リビング階段や吹き抜けのメリットを生かすためにも一緒に検討することをおすすめします。

ポイント8、建物の性能

建物の性能は注文住宅の間取りづくりで優先順位が低くなる傾向があります。

しかし、建物の性能は家を建てた後ほとんど修正できない部分と知っていましたか?

極端な話、クロスやキッチンなどは後からリフォームで好きに変えられますが、家の性能だけは建て替えるレベルのリフォームをしなければ変えられない部分が多いのです。

同時に家の性能は注文住宅を建てた後の快適性や健康にも影響する部分にもなるので、ある意味、他の後悔より深刻な場合が多いでしょう。

注文住宅の性能で後悔しないために押さえるべき点は以下の3つ。

  1. 断熱性・気密性
  2. 防音性
  3. 設備機器のメンテナンス

それぞれについて詳細を解説していきましょう。

断熱性・気密性

「1階と2階の温度差がある」

「足元が冷える」

「結露がひどい」

このような状態のほとんどは断熱性と気密性が低い住宅に起こりがちです。

先ほど吹き抜け、リビング階段でも話したように家の中が魔法瓶の中と同じ状態になって温度差が少なくなるメリットが断熱性・気密性の高い注文住宅にはあるのですね。

計画的な換気をしなくてはいけない。
水蒸気の出る暖房機器は使えないなどのデメリットはありますが、「寒い」「暑い」の後悔が出にくい対策でしょう。

ちなみに断熱性と気密性はセットで考えるべき部分です。

断熱材をいくら良い物を使っても隙間だらけでは断熱材の意味がないですし、気密性が高いつまり隙間が少なくても断熱性が低ければ、冷気や熱気が伝わってしまいますからね。

同時に窓はいくら断熱性が高くても、家の外周の中では一番断熱性が低い部分。
窓を多くすれば断熱性、気密性は下がると考え、適度な配置を心がけたほうがいいでしょう。

しかし、断熱性・気密性は数値が0.1や0.2違っても体感で変化はありません。

ですから、断熱性・気密性にあまりこだわると無駄なコストになってしまうので注意しましょう。

ほどほどが丁度いいのかもしれませんね。

防音性

思っていたよりも外の騒音がうるさかった。

2階の足音が響く。

トイレの流水音が気になる。

音は人によって騒音となるレベルが違います。

例えばライブハウスの音がうるさいという人がいれば、心地いいという人がいるように個人差があるのです。

ですから対策が難しいところなのですが、基本的な注文住宅における対策方法を紹介します。

  • 外の騒音

外の騒音は基本的に断熱性・気密性が高いほど軽減できます。

断熱材は高い防音性能を持っているからなんですね。

また窓は断熱性能と同じく防音性能も低い部分。

ですから土地の状況に合わせて、例えば道路側は窓を少なくするなどの対策は効果があるでしょう。

部屋の配置も書斎や寝室は騒音の発生限側に作らない等の生活地域に合わせた融通性の高い間取りを考えると効果が高いですよ。

  • 室内の音

話し声などは、壁の中に断熱材を入れるなどの防音措置である程度軽減できますが、足音や排水管の音の軽減は難しいと考えてもらった方がいいでしょう。

音には2種類あって、空気を伝わる音と建物を伝わる音があるのです。

この2種類の内、建物を伝わる「ドンッ」という音は消しにくいのですね。

ただし、床に緩衝材をはさむ、配管を防音性の高い配管にすることにより大きく軽減は可能な部分なので、家の中の騒音を減らしたいと考えている場合は建築会社に相談してみるといいですよ。

防音は後から追加しにくい性能なので、今のアパートなどで音が気になる場合などは、計画の時点で予算を準備しておくと後悔が少ないでしょう。

設備機器のメンテナンス

近年は住環境を考えた24時間換気や全館空調が当たり前になってきていますが、これらを設置するときにフィルターのメンテナンスや交換の時の融通性を考えたほうがいいでしょう。

特にシックハウス対策で取り付けが義務化されている24時間換気扇の内「第一種換気」と呼ばれる換気方式は、数か月に1回フィルター清掃をしないとフィルターがシックハウス物質を除去できなくなり、逆にカビなどを室内に持ってくる原因になってしまうのです。

ですから、仕様で自動的に取り付ける物であってもメンテナンス性が高いのかを確認しておいたほうが後々面倒や危険がなくなるでしょう。

同時に機械類は必ず壊れます。交換が必要な時期が来るのですね。

その時に交換が容易な設備が好ましいでしょう。

例えば今はやりのビルトインエアコンなどは交換時期になった時、同じサイズがない可能性があります。
同時にただ取り外すだけではなく、壁も一部リフォームしないと交換ができない場合もあるのですね。

ですから、このデメリットを理解しつつ交換の時の予算を考えて選ばないと、こんなはずじゃなかったと後悔につながってしまうでしょう。

注文住宅の大きさ別に間取りの工夫例を紹介

注文住宅の間取りで悩んでいるのでしたら、自分が計画している家の大きさと同じくらいのサイズの家を参考にしてみてはどうでしょうか。

基本的なポイントはここまで紹介した、失敗から考えられる押さえるべき部分を参考にすればいいですが、何かヒントがあった方が間取りを考えやすいでしょう。

ここでは建物の延べ床面別に工夫を紹介していきます。

ちなみに延べ床面積とは、すべての階を合わせた計算すべき床の面積の合計をいいます。

総床面積は吹き抜けなども床として計算するので面積的に若干違いがありますので注意してくださいね。

それから1坪=約3.3m2、畳2枚分と考えてもらうとイメージがしやすいのではないでしょうか。

20坪から30坪

一般的よりは少し小さめで2LDKから3LDKが主流になります。

20坪から30坪の延べ床面積の場合、広く見せる事が工夫のポイントのようですね。

それぞれの快適性を上げる工夫を紹介していきましょう。

1階はリビングを大きくとって水回りをコンパクトにまとめ使いやすく

20坪から30坪ですと1階に割り当てられる床面積は10坪や15坪程度、畳20枚程度の広さです。

ですから完全に割り切ってリビングとキッチンを一体に考え、洗面脱衣所とお風呂そしてトイレを1か所にまとめ、リビングを広く作ると解放感は高くなるでしょう。

そして2階に2~3部屋を目的に合わせて作ればメリハリの効いた注文住宅が建てられるのではないでしょうか。

収納に工夫

「各部屋に十分な収納を作る事で家の中をすっきりさせた。」

「小屋裏を利用して季節ものをしまう。」

物があふれていると家が狭く感じてしまうものです。

デッドスペースの有効活用や、解放感を出すために、あえて部屋の面積を削って収納を増やすなどは効果が高いでしょう。

視界を外に向ける

庭を部屋の一部と考えられるようにリビングの吐き出し窓を大きくしたり、土地が狭い場合は箱庭などを採用し外を見られるように間取りを考えたりと、家の坪数の少なさからくる窮屈さを軽減する方法です。

ウッドデッキなど室内と同じ高さの床があると解放感はさらに増すでしょう。

30坪から40坪

3名から5名程度で暮らす場合の一般的な大きさとなります。

注文住宅の最大の魅力は自分の思い通りの間取りを作れること。

30坪から40坪はこの特徴を生かし目的を持った部屋割りの工夫が多い家の大きさです。

靴や遊び道具をしまえるシューズクローク

外で使うものは玄関で片付けるを目的として、大きなシューズクロークやウオークインタイプの収納スペースを玄関に設けて家の中がすっきりしたという声は多いですね。

特に子供さんが多いのでしたら、ぜひ採用したい間取りです。

リビングのわきに引き戸で仕切られる和室を作った

引き戸を開放すれば広い空間が確保でき、閉じれば来客用の個室として使える。

そして和室などにおもちゃや座布団をしまう目的で収納を作れば使い勝手が非常に高くなるでしょう。

ちなみに「和室=押し入れ」の考えではなく「子供のおもちゃをしまう目的で和室に収納を作る」という考え方が無駄をなくす秘訣ですよ。

ユーティリティスペースを設けて家事が楽になった

ユーティリティスペースとは洗濯した服などを一時的に置いたり、たたんだりするスペースの事をいいます。室内干しのスペースを兼ねる場合もありますね。

家事動線上にユーティリティスペースを設けると一か所で洗濯関係が済んでしまうメリットが非常に大きく主婦には好評です。

家族が多ければそれだけ洗濯は重労働。ぜひ通り入れてもらいたい間取りです。

書斎などの個人スペース。

本格的な個室までいかなくても部屋の一部を仕切っての書斎。
ユーティリティースペースを利用して個人スペースを確保

ポイントは他の動線とかぶらない部分に作ることでしょうか。

家にいる時間が長い方ほど、夫婦、家族間でもちょっとした時間、一人になれるスペースは長く住み続ける上では意外と重要なんですね。

40坪から50坪

注文住宅の中では少し大きめな部類に入ってきます。

40坪から50坪で注文住宅を建てた方はこだわりを家で実現したい方が多いようです。

ビルトインガレージ

車やバイクが好きな方はすぐに愛車を見られるビルトインガレージは魅力的でしょう。

またガレージとして以外に、一時的な作業場所として使うことも可能です。

趣味の部屋

シアタールームや工作室等の趣味の部屋を作りたい方にも向いている広さではないでしょうか。

また在宅の仕事がメインの方の仕事部屋確保には十分な坪数でしょう。

2世帯住宅

40坪~50坪の注文住宅ですと2世帯住宅も考えられます。

ただあまり余剰なスペースの確保が難しい事から次のような工夫が特徴的でした。

  • 各部屋の収納を最低限にして1か所に大きなウオークインクローゼットを作りそこに家族全員の衣類をまとめた。

同時に各場所からのアクセスを容易にした点と家事動線上に作った事がポイントでしょう。

各部屋が大きく作れ、家事も楽と一石二鳥の工夫です。

  • 1階を親用、2階を夫婦と子供用のスペースとして・コストを抑えるために1階2階の間取りを同じにした。

親御さんの収入なども建築費用として考えられますが、40坪から50坪の注文住宅は建築費用も高くなります。

1階2階に分ける、もしくは左右に分ける場合でも間取りが同じなら相当コストダウンにつながるはずですね。

ただ各ライフスタイルによって各部屋の使い方が変わってくるでしょうから、親とあなた方家族で話し合い、両方が納得する間取りを模索する必要はあるでしょう。

50坪以上

注文住宅で延床面積50坪以上ですと、2世帯3世帯の大家族を想定した間取りの工夫の声が多いですね。

40坪から50坪の注文住宅で紹介した2世帯住宅の工夫の他に「親世代と自分たちのスペースにメリハリを持たせた」という工夫がありました。

親世代と自分たちの生活スペースを完全に別とする2世帯住宅

共有スペースを作ることによりコミュニケーションが取りやすくなったとの成功例。

例えば、どちらかのリビングを大きく作り親世代と子供がくつろげるスペースにした。

ウッドデッキを通路としてどちらにも行き来できるように考えたなどの工夫がありました。

せっかく同じ屋根の下に暮らしているわけですから玄関を出ないと隣に行けないはちょっと寂しいですよね。

共同生活型の2世帯住宅

先ほどとは逆に、寝室以外で親世代専用スペース、自分たち世代専用スペースを作りうまくいった場合があります。

世代が違うストレスや、無用な嫁姑のいさかいをなくす狙いですね。

50坪以上の注文住宅ですと間取りで考えることも多くなりますが、これまで紹介したことを踏まえつつ、家族円満で快適に暮らし続けられる事を考え間取りを作っていきましょう。

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注文住宅の費用別に間取りの工夫例を紹介

注文住宅の間取りを考えるとき、自分たちが準備できる予算でどのような家が建てられるかは必要な情報ですね。

ここでは建物本体工事費用別に注文住宅の傾向や注意点を紹介していきましょう。

1,000万円から2,000万円

注文住宅の建物本体工事費用の全国平均は、土地ありの場合2,762万円、土地なしで建てる場合は2,299万円となっています。(住宅金融支援機構2019年フラット35利用者調査 より)

この金額と比べると建物本体工事費用1,000万円から2,000万円は低い部類に入りますが、工夫次第で十分求める注文住宅を建てることができます。

ポイントはシンプルでオープンに家を考える事。

  • 外観を長方形や正方形の形にシンプルに作る、屋根も切り妻や片流れがベスト
  • 間仕切りを少なくしてオープンな間取りを考える
  • 設備機器は標準的な仕様の物を使う。水回りは1か所に集中する。
  • 外壁、床材、クロスなども標準的なグレードの材料を使う
  • 家事動線が短くなるように間取りを考える

このような方向で間取りを考えると、建築費用を抑えつつ求める注文住宅が手に入るのではないでしょうか。

1,000万円から2,000万円で注文住宅を考える場合、コストを抑える事を基本的に考えますが収納と断熱性には気を使いましょう。

収納を削るとコスト削減になるのですが、1,000万円から2,000万円の注文住宅は基本的にコンパクトにまとまった家となりますよね。

そこで物があふれてしまっては窮屈になってしまうことは目に見えています。

目的を持った収納を作ることにより使い勝手がいい家になるのではないでしょうか。

また、断熱性能は家の快適性に直結します。

同時に毎月の光熱費が明らかに下がるでしょう。

断熱性能は建築基準法上明確な基準がないので求めなくては手に入らない性能です。

安い断熱材でも断熱性能を上げる工法はたくさんあるので、建築会社を探す際の一つの基準にしてもいいと思いますよ。

2,000万円から3,000万円

2,000万円から3,000万円の価格帯は全国的にみて平均の価格帯といえるでしょう。

しかし、こだわりを十分に表現するには予算的に若干足りずに、予算オーバーになりやすい価格帯でもあります。

予算オーバーは家を建てた後の負担が大きくなるので、できれば避けたいところ。

理想の注文住宅と予算をうまく嚙合わせるコツは予算配分にメリハリをつけることです。

  • キッチン回りにこだわりを持った設備と使い、2階はシンプルに作る
  • 断熱性能を高くして、外装や内装材などは一般的な材料を使用
  • 壁の少ない間取りを採用してコストダウン、その分の費用で床を天然無垢材で仕上げる
  • 吹き抜けを作ってリビングを快適に、床面積が減るのでコストダウンと税金対策

このようにこだわる部分とコストダウンする部分をはっきり決めて間取りを考える事が大切でしょう。

もしどうしても求める家が2,000万円から3,000万円の価格帯で難しいようでしたら、3,000万円以上の価格帯の家を建てられるまで貯蓄するなどの選択肢を考えるべきですね。

家は建てるためではなく建てた後の生活のために建てる物です。

無理をしては後悔だけが残ってしまいますよ。

3,000万円以上

注文住宅の本体工事費用3,000万円以上でしたら、すべては難しいですが注文住宅に求める希望をかなえやすくなってきます。

ポイントとしては注文住宅に求める部分に優先順位をつけることでしょう。

注文住宅の場合は土地の形や、建築会社の持っている工法によって間取りに制約を受けてしまいます。

ですから間取りのパターンをたくさん持ち、求める部分を絞ることが大切なんですね。

また3,000万円以上の建築費等の場合、積極的にプラスアルファを求めてもいいのではないでしょうか。

  • 断熱性能を上げる
  • 浴室にミストサウナをつける
  • 屋上バルコニーを考える

予算と家の大きさなどの兼ね合いがありますが、自由度が高くなる価格帯と思っていいでしょう。

特に断熱性能などの家の性能を上げると、建築費用は上がりますが税金や住宅ローンの優遇、補助金が充実していることもあり、思っているより建築費用が増えない部分です。

しかし、予算があっても「建築会社にお任せ」では後悔の残る家になってしまう事は覚えておきましょう。

結局必要な事は、自分たちがどのような注文住宅を建てたいかを具体的にイメージして率先して動くことなんですね。

せっかく十分な予算があるわけですから、この記事で紹介した気にすべきポイントを参考にしつつ必要な知識を身に着け、後悔しない注文住宅を建ててほしいものです。

注文住宅の間取りを成功させる3つのコツ

注文住宅を建てるための工程は非常に多くあり、最初にその工程を理解することが必要です。

注文住宅を建てる一般的な工程

  1. 知識習得
  2. 間取りづくり、予算計画
  3. 建築会社探し、土地探し
  4. 建築会社の決定、プランニング
  5. 工事請負契約、住宅ローンの借り入れ
  6. 工事着工
  7. 竣工、各種検査
  8. 住宅ローンの決済、引き渡し、引っ越し

この中で、この記事では間取りを成功させるために必要と思われる以下の3つをピックアップして解説していきます。

  • 間取りの基礎知識習得
  • 間取りの作り方
  • 建築会社を選ぶ基準

注文住宅はあなた方家族が考えた間取りを家という形にしていく作業です。

ですから間取りを具体的にする方法と、自分たちが理想とする家のイメージを形にしてくれる建築会社選びが重要になってくるわけです。

では早速解説していきましょう。

コツ1:間取りの基礎知識を学ぶ

注文住宅は自分のイメージを自由に家に反映させられると話してきましたが、全くルールもなく考えた間取りが、そのまま家の形になってしまったら大変なことになってしまいますよね。

また、建築会社に「このように建てたい」と伝えるにも、ルールに従った間取りのイメージでなくては正確には伝えることができないでしょう。

ですから間取りづくりを始める前に、間取りとはどのように考え作るのかを学ぶ必要があるのです。

注文住宅を建てる初心者にとって間取りを学ぶ最初の媒体は本がおすすめ。

本はインターネットと比べると最新の情報という点では劣ってしまいますが、以下の大きなメリットがあるのです。

  • 本はテーマが決まっていて、そのテーマの内容が濃く、正確
  • テーマが決まっているので余計な情報に振り回される事がない
  • 外的要因に邪魔されずに自分のペースで学べる
  • 本の著者が、時間をかけて得た知識や経験をたった数千円で手に入れられる

家の知識がない初心者にとって、周囲の情報に振り回されたり、間違った情報を覚えてしまったりすることが一番怖いのです。

本を使って基礎知識を入れることで、情報を判断できるようになり、インターネットやモデルルーム見学を利用して間取りの幅を広げることも可能となるでしょう。

ではどの本がいいのかとなるわけですが、この記事では間取りを学ぶための本を2冊紹介します。

【住まいの解剖図鑑】

【間取りの方程式】

どちらの本も住宅の本を紹介するサイトでは必ずと言っていいほど紹介されている良書なんですね。

両方ともイラストやたとえ話をふんだんに使い、家について知識のない方でも詳しく、わかりやすく間取りについて知ることができる構成になっています。

「なぜその間取りなのか。」
「住みやすいコツはどこか」など間取りに関してほぼ網羅できるでしょう。

思い通りの間取りを注文住宅で作りたい、後悔しない間取りを作りたいという方は2冊とも読むことをおすすめしますよ。

コツ2:家族で住みたい家をイメージする

注文住宅の間取りづくりの最初の段階は家族の意見をドンドン取り入れ何パターンも間取りを作っていく事です。

最初は多少無理な間取りになっても構いません。

くつろぎエリア、水回りエリアなどゾーンで考えつつ、家族で家を建てた後の暮らしを考え楽しく作ることが良い間取りを作るコツでしょう。

そして、ドンドン間取りを作っていくうちに、家族にとって譲れない部分が出てくるはずです。

譲れない部分が見つかったら今度は間取りを現実的で具体的な形にする作業に入ります。

間取りを具体的にしていく作業では以下の点に注意して進めると効率がよく、また失敗しない間取りに近づけると思いますよ。

予算内で現実可能か

注文住宅は決まった値段がありません。

ですから、積み上げ式で必要な費用はどんどん増えていきます。

しかし現実問題として自分たちが準備できる予算は決まっているわけですから、その枠内で現実可能な間取りを考える必要があるでしょう。

実は住宅ローンは自分たちが考えているより多く借りられてしまうのですが、返済を考えると当初の予算をオーバーする事はおすすめしません。

注文住宅を建てる目的は家族と快適に安心して暮らせる場所を作ることのはずです。

予算は厳しく見るくらいが丁度いいと思いますよ。

デザイン性を優先しすぎない

注文住宅の間取りを考えているとどうしても「流行り」や「見た目のかっこよさ」に目が行きがちですね。

しかし「押さえるべきポイント」でも話しましたが、見た目と住みやすさは一致しないことを覚えておきましょう。

どちらかというと住みやすい家を目指した結果、かっこよい見た目になったと考えたほうが良いでしょう。

「機能美」という言葉がありますが。家の場合は長く住み続けることを考えると、この言葉がぴったりではないでしょうか。

譲れない部分は2~3ヶ所に絞り込む

注文住宅の間取りを決める際「間取りでこれだけは取り入れたい!」事は少なくしないとバランスの悪い住みにくい家になる可能性があります。

延床面積の少ない家や予算が少ない場合は1か所でもいいかもしれません。

絞り込んだ譲れない部分を中心に土地や工法に合わせて、融通性を持って間取りを作っていく事が後悔しない間取りづくりの大きなポイントですよ。

実際の大きさを体感することも大切

実際の大きさをイメージできずに家具などが収まりきらないなどの失敗は紹介しましたね。

ですので、ここでは再度解説はしませんが、体感は間取りをイメージする上で重要な要素です。

ですがあまり難しく考えずに、出かけた際に家具や他の家の間取りを見るときに興味をもって観察するだけで疑似体感は可能ですよ。

「自分だったらこうする」を常に考えていることが、サイズ違いによる後悔を少なくするコツでしょう。

規格住宅でコストダウン

通常考える注文住宅とは、すべてを自由に考えられるフルオーダーの注文住宅でしょう。

ですが、規格住宅もしくはセミオーダーの注文住宅とは、あらかじめパッケージングされた選択肢の中から選んで注文住宅を建てる方法なんですね。

パッケージングの中身は建築会社により様々で、例えば使う部材が決められているだけで間取りなどは自由に考えられるタイプ。

あらかじめ、ある程度の基本図面があり、そこに色々とオプションという形で追加し全体像を決めるタイプなどがあります。

規格住宅のメリット

  • あらかじめ決まった中から選ぶので、すべてを自分で決めるのは難しいが、家に自分の考えを反映させたい人にとっては、迷いが少なく注文住宅を建てられる。
  • 使う部材や形が決まっていることにより仕入単価、人件費が抑えられ全体のコストダウンにつながる

このようにフルオーダーの注文住宅に比べると自由度は下がりますが、プランニングの負担が減り、コストダウンにもつながる可能性が高い建築方法なのです。

各社の規格住宅の中に自分達が求める部分があるのでしたら、その建築会社を候補の1つに加えてもいいかもしれませんね。

間取りづくりのお役立ちアイテム

注文住宅の間取りづくりは具体的にイメージして、それを建築会社に正確に伝える事が必要になってきます。

しかし初めて家について考えた方にとっては、紙に書いた間取りや雑誌の切り抜きなどではイメージに限界があることも事実です。

そこで、間取りをより具体的にイメージして作ることのできる間取りシミュレーションソフト・アプリを紹介しましょう。

間取りシミュレーションソフト・アプリとは、今まで紙に書いては消してを繰り返して考えていた間取りを画面上で簡単な操作のみで作れてしまいます。

また昔は本格的なCADなどでしか不可能だった3Dで間取りを見る機能などがあり間取りのイメージには大変便利。

また家具などの配置も可能なソフトが多いことも魅力です。

しかも多くの間取りシミュレーションソフト・アプリは無料版でも十分な機能を備えているものが多いので自分に合った1つを見つけやすいでしょう。

ここでは筆者が注文住宅を建てる初心者には使いやすいのではないかと感じたパソコン用と携帯電話用の2つの間取りシミュレーションソフト・アプリを紹介します。

パソコン用:【マイホームクラウド】

無料で使えるブラウザ型の間取りシミュレーションソフト。

操作はアイコンを選ぶ操作がメインなので、パソコン初心者でも簡単に覚えられるレベルといっていいでしょう。

3D視点はもちろんのこと、自分が部屋の中にいるような視点で自分の作った間取りが見られる点が特徴的なソフトです。

1,000点以上の間取りサンプルが用意されているので、間取りづくりのサンプルやベースに活用してもいいでしょう。

有料版もありますが無料版で十分な機能を持っているソフトといえるでしょう。

携帯電話用:【Planner 5D-インテリアデザイン】

Android、IPhone両方に対応した間取りシミュレーションアプリ。

平面図、3D視点の他にAndroid版ではバーチャル視点を選択できてしまいます。

非常に美しいグラフィックが特徴で操作も簡単。

無料版でも配置できるオブジェクトは150種類以上あるのですが、有料版になると3,000種類以上選択できるので、無料版で物足りない場合は有料版を使ってもいいかもしれません。

有一の欠点が海外製の為、畳などの和風オブジェクトがないことでしょうか。

それでも無料版での機能充実ぶりは、外出先などで間取りを考えたいときに重宝するアプリです。

使える情報やアイテムは最大限活用して、ぜひ理想の注文住宅の間取りを目指してほしいものです。

コツ3:建築会社は提案力で選ぶ

建築会社を選ぶ際には最初に建築会社の情報を集め、その中から訪問先を選び実際の建物を見て施工技術などを確認します。

そして最後に建築会社の提案力を判断して建築会社を決定するわけです。

なぜ建築会社の提案力が必要なのかというと、自分たちが一生懸命間取りを考えたとしても圧倒的に経験値は少ないですよね。

ですから注文住宅の経験豊富なプロの目から見た間取りの提案は、間取りを成功させるためには不可欠になってくるのです。

ゆえに、こちらの要望を図面に落とし込むだけの建築会社は論外と考えていいでしょう。

この建築会社の提案力を判断する方法は、建築会社を決定する際に依頼する概算見積もりで判断できます。

概算見積もりとは、建築会社を2~4社くらいに絞り込み、その各社に同じ内容で自分たちの建てたい注文住宅の要望を伝え、見積もりとラフプランを提出してもらい比較検討する方法なんですね。

この概算見積もりでは安さを基準に見てはいけません。

間取りを成功させる為には以下のことを判断基準としたほうがいいでしょう

  • 自分たちが求める部分が建築会社の特色を生かしつつ、見積もりやラフプランに反映されているか。
  • 見積もりの内容が「一式」ではなく内訳まで詳細に記載されているか。
  • こちらの質問にできる限り詳しく回答しており、代替え案なども積極的に提案しているか。

このような点を判断材料にして建築会社を決定すべきなんですね。

また概算見積もりを依頼するときに以下のマナーを守ることで建築会社の提案力をしっかり比較できるでしょう。

  • 各社に自分たちの建てたい注文住宅のイメージをできるだけ細かく鮮明に同じ内容で伝える。
  • 「この概算見積もりで最終的な建築会社を決めるつもり」と本気度を伝える。

概算見積もりは建築会社にとって、決まらなければ無駄な労力になってしまいます。

ですから平等に勝負してもらう準備をすることはもちろんですが、本気だから本気で答えてくれという気持ちも大切なんですね。

残念ながら自分たちでは家を建てる技術はありません。

自分たちの理想を形にするのは建築会社になるわけです。

ですから、後悔しない注文住宅を建てたいのなら建築会社探しは妥協してはいけない部分でしょう。

施主のことを考えている建築会社は、たとえ概算見積もりでも無駄を抑えつつ、あなたの要望を最大限生かせる提案をしてくるはずです。

ぜひそのような建築会社に出会い、建築会社と二人三脚で理想の注文住宅を建ててほしいですね。

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まとめ

  • 間取りの工夫や失敗例から、自分たちが気を付けなければいけない点や取り入れたい部分を探す
  • 間取りの基礎知識を学び、具体的な間取りを家族で将来を考えながら楽しく作っていく
  • 建築会社の能力と提案力が間取りの成否に大きく関わってくる

注文住宅は間取りの成否が住みやすさや将来の快適性につながります。

ですから最低限このようなことを気にしながら間取りづくりをしていくべきです。

また「自分たちが決めたことに後から後悔しない」気持ちを持って時間と労力をトコトン使うべきでしょう。

後悔しない注文住宅の間取りを作るためには大変な部分もありますが、大変な思いをした分満足のいく生活を手に入れられる可能性があります。

ぜひこの記事を参考にして、さらに知識をつけていただき、後悔のない注文住宅を建ててほしいと願います。

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