小林住宅 vs 泉北ホーム+サーモ!合い見積もり&体験で分かった性能・設備・換気の決め手

ハウスメーカー選び

はじめに:高性能な家を求めて、小林住宅 vs 泉北ホームを比較!

私たちが家づくりで最も重視していたのは、「家中どこでも快適に過ごせる高性能な住宅」 であることでした。
ハルママ
ハルママ

家のどこにいても冬は暖かく、夏は涼しい家にしたい!そんな思いから、当初は 「ダブル断熱」を採用している小林住宅にほぼ決めかけていました。が、、

 

ここで、泉北ホームの「プレミアムパッケージ+サーモ」というプランの存在を知りました。このプランなら、高気密・高断熱でコストを抑えながら設備のグレードアップも叶えられる可能性があると分かりました。

泉北ホームなら、小林住宅と同じくらいの性能を持ちながら、より設備が充実した家を建てられるのでは?

ハルママ
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そう思い、私たちは 小林住宅と泉北ホームの両方で合い見積もりを取ることにしました!

 

 

この記事では実際に比較した結果、どんな違いがあったのか、そして最終的にどちらを選んだのかを詳しくお伝えします。これから家づくりを考えている方の参考になれば嬉しいです!😊

※こちらの記事では、実際に見積もりを取った「小林住宅のダブル断熱の家(kurumuW)+w仕様」、「泉北ホームのプレミアムパッケージ+サーモ(以下+サーモ)」について書いています。

小林住宅と泉北ホーム+サーモの基本スペックを比較!

小林住宅(kurumuW) 泉北ホーム(+サーモ)
断熱構造 ダブル断熱(充填+外張り) 充填断熱(ウレタンフォーム)
断熱性能(UA値) 0.46以下 約0.34
気密性能(C値) 約0.15 約0.7
気密測定の実施 全棟 無作為に実施
換気システム 第一種換気(ダクト式・熱換型) 第一種換気(ダクトレス・熱交換型)
窓の仕様 樹脂サッシ+トリプルガラス 樹脂サッシ+トリプルガラス
耐震性能 耐震等級3+制振ダンパー 耐震等級3+制震ダンパー
宿泊体験 あり なし

 

気密・断熱性

 

ハルママ
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断熱性は若干数値の差がありますが、どちらも十分だと思います。しかしC値(家の隙間)に関しては小林住宅をの実績が素晴らしい!泉北ホームも1を切っているので決して悪くはないですが、より数値にこだわるなら小林住宅と言う印象です。

 

 

 

ちなみに小林住宅は全棟で気密測定をして平均数値を出していますが、泉北ホームは全棟では実施していないのでそう言う意味でも数値にもう少し差があるかも知れません。

 

▶小林住宅では宿泊体験会にも参加しました!

 

ハルママ
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本気で自身があるからこそ、小林住宅では宿泊体験会ができるモデルハウスがあります。我が家も実際に一泊しましたが、真夏の暑い日もエアコン一台で家中が涼しく快適で驚きました!羽織がいるくらい涼しかったんですよ~^^

 

 

宿泊体験の風景

夏であることを忘れるくらいの涼しさでした!

換気システムの違い(第一種換気の方式)

 

ハルママ
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快適な住環境を維持するためには、換気計画が重要です。小林住宅と泉北ホームでは、どちらも第一種換気(熱交換型)を採用していましたが、採用している商品に大きな違いがありました。

 

 

小林住宅(kurumuW) 泉北ホーム(+サーモ)
換気システム 第一種換気(ダクト式・熱交換型)澄家VS90 第一種換気(ダクトレス・熱交換型)PanasonicIAQ-V
熱交換率 約90% 約90%
特徴 ダクトを通じて全室均一な換気 各部屋に換気ユニットを設置し、個別に換気

✅ 小林住宅の換気システムはダクト式で、家全体の空気を均一に換気 する仕組みです。冬場でも室温が下がりにくく、空気の流れが安定しているのが特徴です(ダクトの中が掃除できないというのが気になる、、)。

ハルママ
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「全館均一な空気環境=私達家族が一番優先したいこと」を重視するならダクト式換気が有利(やっぱり小林住宅の方が良い?)かなと思いながら、泉北ホームにも換気システムについて聞いてみることに、、

 

 

その結果、

  • 基本的には問題ないが、ダクト式よりも換気のバランスが変わる可能性はある
  • エアコンは各部屋に設置することを推奨=小林住宅と性能は変わらないはずなのにエアコン一台で家中快適と言う訳にはいかない
  • 室内干しを積極的に推奨していない(そのためか標準で浴室乾燥がついてくると)
ハルママ
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という事が発覚し、「ダクトレスで本当に家全体が快適なのか?」 という不安が消えないままとなりました。

 

ハルママ
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実際に宿泊体験しましたが、60坪以上ある家全体をエアコン一台だけで快適な温度に保っていました!また、小林住宅ではどの部屋でも(浴室乾燥がなくても)十分室内干しができますよと聞いていましたが、宿泊した際、干しておいたバスタオルが朝にはしっかり乾いていました!

 

 

 

宿泊体験会の風景

ここの手すりに干したバスタオルが朝にはしっかり乾いてました♪

 

ハルママ
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ダクトの有無はどちらもメリットデメリットがあり、好みや何を重視するかだと思いますが、高性能な家にダクトレスは少しもったいないと感じました。私達家族は何より家中の快適さを重視していたので、ダクトのデメリットも理解しつつ、小林住宅を選ぶ事にしました!

 

 

 

標準仕様の充実

項目 小林住宅(ハイグレード仕様) 泉北ホーム(プレミアムパッケージ)
キッチン タカラスタンダード・トクラス タカラスタンダード・トクラス・LIXIL・クリナップ・Panasonic
バスルーム タカラスタンダード・トクラス・TOTO TOTO・LIXIL・Panasonic・タカラスタンダード
トイレ数 一個 二個
床材 無垢フローリング or 高耐久シート シートフローリング・無垢(パイン)
室内ドア フルハイドア(枚数制限あり) ダイケン
外壁 ケイミュー親水コート ケイミュー光セラ
エアコン なし あり(二台)
カーテン なし あり

↑ほんの一部ですが比較してみました。
※こちらの内容は時期によって変更される可能性があります。

ハルママ
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泉北ホームはさすがフル装備と言うだけあって、必要なものがそろっていて感動しました!トイレの二個目とかカーテン、エアコンなんかも標準で入っているなんてとっても嬉しい、、!

 

 

我が家は小林住宅ではW仕様(ハイグレード仕様)を選択し見積もりを出していたので、キッチンやお風呂のグレード感は大差なかったのですが、泉北ホームはより多数のメーカーら選べるのが魅力的でした。また外壁材が同じケイミューでも全くグレードが違うので(一件建てたら少なくとも50万は差が出るのでは)ここもかなり魅力でした、、!!
▶逆に小林住宅の標準仕様の方が良いなと思った点
  • 泉北ホームは標準で床を無垢材にできるとのことでしたが、パイン材一択とのことだったので個人的には小林住宅標準仕様の天然木フローリング(アカシア、ウォルナット、他多数)の方が好みでした。
  • キッチンは、タカラスタンダードグランディアかトクラスコラージアから選べます。コラージアのテノールカウンターと言う天板がとっても素敵で我が家はトクラスに!選択肢は泉北ホームより少ないですが、十分満足しています!
  • 室内ドアも、小林住宅はフルハイドアが標準仕様!本気でカッコイイやつで絶対やりたかったやつです!!(写真右上参考・標準内では枚数制限あり)
  • 床暖房と浴室乾燥については、小林住宅ならそもそも必要ない(家の性能が良いから)のであまり魅力を感じませんでした。
小林住宅標準イメージ

小林住宅HPよりお借り下標準仕様イメージ

 

 

ハルママ
ハルママ

内容は結局一長一短なのですが、泉北ホームは確実にお値段以上の標準仕様で確実にコストが抑えられる印象でした!

 

 

 

フルフルフルフルフル装備♪ と思わず歌いたくなるような設備仕様が 本当に標準仕様!

 

値引きの有無

 

ハルママ
ハルママ

そしてここでちょっと値引きの話も。。

 

 

 

気になる値引き

 

小林住宅 値引きあり
泉北ホーム 個別の値引きなし(随時キャンペーンあり)
ハルママ
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小林住宅では交渉して値引きしてもらえましたが、泉北ホームでは大きな値引きはありませんでした。ですが、、

 

 

 

▶ 実際に泉北ホームで値引き交渉した時の話:

 

泉北ホーム営業マン
泉北ホーム営業マン

泉北ホームは駆け引きせず、元々最大限に良心的な価格設定をしております。そう言う理由があって、随時キャンペーンは行っておりますが、個別のお値引きはどのお客様にも行っておりません。

 

 

ハルママ
ハルママ

値引き交渉をした際、そう営業マンから返事がありました。ですが実際、値引きが一切なくても小林住宅と同じような条件・間取りで少し安くなりそうな概算がでました。泉北ホームの見積もりが500万くらいは安かったと思います。

泉北ホームは、必要なものは全て標準装備(フル装備)にしているのが売り。そしてリーズナブル!値引きが一切なくても本当に安い!!

 

複数のハウスメーカーを比較する中で、「びっくりするような高い見積もりからびっくりするような大幅値引き」をしてくれるメーカーもありましたが(要は見せ方)、、

 

ハルママ
ハルママ

個人的には泉北ホームのような駆け引きのない堂々としたやり方に好感を持てました!実際合い見積もりを取って、値引きなしでも安く済みそうなあたり、営業マンの発言にも信憑性を感じました。

 

ちなみに小林住宅も基本は大きな値引きはしないとの事前情報がありましたが、結果的に交渉してお値段頑張って下さりました!そして現在(R7年2月現在)は、オプション150万円サービスと言うキャンペーンを行っているらしいですよ(^^♪
ハルママ
ハルママ

合い見積もりを取った結果、泉北ホームの方が見積もりは安く出ましたが結局我が家は小林住宅を選びました。その理由は次項目で!

それでも小林住宅を選んだ決定的な理由

理由❶換気システムの違いが大きかった!

前述しましたがやはり泉北ホームのダクトレスの換気方式が気になり、、

考え方もそれぞれだと思いますが、ダクト式よりも換気のバランスが変わる可能性はあるのは事実だと思いますし、せっかく高性能な家を建てるならしっかり換気計算をして空気の流れを安定させたい。エアコン一台で家中快適を叶えたい。そう考えた結果、換気性能に確信が持てる 「ダクト式の小林住宅の方が安心できる」 という結論に至りました。
ハルママ
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コストについてはダクト式の方が施工費がかかる事は分かってたので、泉北ホームよりも小林住宅の見積もりが高くなることにも納得できました。

理由❷設計士が契約前から間取りを作成してくれた!

 

ハルママ
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もうひとつ、大きな決め手となったのが 「契約前の間取り作成」 です。

  • 泉北ホームでは、契約後に詳細な間取りの打ち合わせを行う流れになっており、契約前の見積もり段階では営業マンが間取りを作成してくれるという流れでした。
  • 一方、小林住宅では、契約前の段階から設計士が具体的な間取りを作成し、希望に沿ったプランを提案(しかも契約前の段階で何度か間取り修正してくれた)してくれました

これは私たちにとって非常に大きなポイントでした。
なぜなら、間取りがしっかり決まるまでは、
本当にこのメーカーで建てるべきか?
住みやすい動線になっているか?
収納や窓の配置に問題はないか?
といった点が見えてこないからです。

小林住宅では、設計士の方が 「この家ならこういう動線がいいですよ」「収納を増やすならここに追加しましょう」 など、細かい提案をしてくれたため、契約前の段階で 「この家なら住みやすそう!」 と具体的にイメージできました。
ハルママ
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泉北ホームの場合、契約後でなければ細かい間取りを詰められないため、
「契約した後に間取りの変更をしたくなったらどうなるの?」
という不安がありました。

結果的に、契約前から具体的な間取りの提案がある小林住宅の方が安心して進められる と感じました。

まとめ

最初は 「泉北ホームの方がコスパが良いのでは?」 と思いましたが、最終的に小林住宅を選んだ理由をまとめると…

換気システムの違い(ダクト式で家全体の空気が均一に保たれる)
契約前から具体的な間取りを提案してくれる設計士の対応
泉北ホームより価格は高くなったが、内容に対しての金額に納得ができた(値引きもしてもらえた)

この3つが決め手になりました。

ハルママ
ハルママ

どちらも優れた住宅メーカーですが、「長く住む家だからこそ、快適さを最優先にしたい」 という思いから、私たちは小林住宅を選びました。

これから家づくりを検討している方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです!🏡✨

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^♪

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